違和感を感じること

梅雨末期の大雨の季節である。

大雨特別警報が九州に出ている。テレビのニュース番組では「少しでも命が助かる可能性の高い行動を」が何度も繰り返されている。修飾語も多いし、まわりっくどいし、変な日本語だと違和感を感じるのは私だけでしょうか。

避難をしようとしたときに、道路冠水や暴風等のために、指定緊急避難場所への移動はかえって命に危険を及ぼす状況となっていると判断した場合には、少しでも命が助かる可能性が高い行動として、近隣の頑丈な建物の2階以上の、崖や渓流からなるべく離れた部屋に退避するなどしてください。

 これは、下の気象庁のサイトにあったものだが、

www.jma.go.jp

避難をするときに、避難所に無理に行かないで、自宅などの安全がより確保されるところにいるのもいいんだ。ということを言うためのことのようである。

なんかおかしい。もっと単純に、無理に避難するなでいいじゃないかと思う。それ(無理に避難しないこと)が、命を守る行動でしょ。川が増水する時に、避難所に行こうとして流されて亡くなる、なんてことがあったからなのだと思うが、もう少しはっきりときれいに言えばいいじゃないかと思う。最近こんなのが多い。