Excelの新関数letがいい

Webを見ていたら、エクセルの新関数letというのがあった。

ネストをわかりやすくできるということだった。pasdasを使ったPythonで、いくつもネストしているコードをここのところ何度も見ているので、これはいいのかもと思ってやってみた。

letは

=let(名前1,名前の値1,名前2,名前の値2,名前3,名前の値3,・・・,計算値)となり、計算した値をそれぞれ名前に代入して、最後にその名前を使って計算をして、その結果をセルに入れる。というのがletのようだ。

たとえば

=let(goukei1,SUM(C2:G2),goukei2,SUM(H2:K2),goukei,goukei1+goukei2,goukei/9)

絶対にしそうもないネストだけれど、部分的に合計を出して、さらにそれを合計して、最後それを割り算する。3つ目のgoukeiは作る必要がなかったが、完璧なネストです。でも、式は整理されていて見やすいかもしれない。

=(SUM(C2:G2)+SUM(H2:K2))/9

これなら、こっちのほうが見やすい?同じSUMなので見やすいかもしれないけど、いろいろな関数を使って、それを引数にして、関数に代入するとなるとletは見やすくなるかもしれない。ちょうどコードを書くように1つの文の中に書くことができるようだ。